インクルージョン施設 　　　まんまる笑顔の
　　　　　みんなのおうち

１、わたしたちの出会うすべての人の心からの笑顔をつくる

１、まんまる笑顔を世界中に広げつづける

　１　趣意　

 

　現在の日本では、核家族や共働きが増え、地域での人とのつながりが希薄化し、子

育てが孤立、地域教育力も低下しています。働き方が多様化し、子どもを産んで安心して預ける場所の確保の困難や育児不安もあります。また離婚率の上昇により、ひとり親家庭が増え、仕事も育児もひとりで抱える親も少なくありません。高齢者においても、先々の不安を多く抱えています。

　このような状況を鑑みて、第２のわが家のような家庭的な生活の場を作り、専門的に子どもの発育・発達を支え、保護者支援をしながら、地域社会との交流に根ざした活動で、子どももおとなも笑顔で過ごせるための応援をしたいと考えました。

 

　まんまる笑顔の仲間でつくるインクル−ジョン施設「まんまる笑顔のみんなのおうち」を支える柱は４本あります。

　１本目の柱は「自然」です。自然の恵みは心を育てます。自然に囲まれた環境でのびのびと安心して過ごしてほしいと思います。

　２本目の柱は「音楽」です。良質の音楽を聴いたり、自ら表現をすることは、脳細胞の活動を促し、情緒の安定を図り、想像力を育み、社会性の向上などに大きく貢献していきます。乳幼児期に自然と音楽に多く触れることは五感を豊かにし、子どもたちの将来に潜むネガティブな諸問題（例えば「いじめ」「ひきこもり」「暴力」など）の予防を助けます。また中高年の生活習慣病や認知症予防にも音楽は大きく力を発揮します。

　３本目の柱は「インクルージョン」です。自閉症、ＡＤＨＤ、ＬＤ、ダウン症、といった発達障害と診断された人も、身体に不自由感のある人も、健常者も、赤ちゃんから高齢者まで、一緒に生活を送ることで相互理解をし、コミュニケーション能力を高め、ひとりひとりの個性を引き出し、認め合っていく、そうすることで、それぞれが主体性をもち自立することを目指したいと思います。

　４本目の柱は「地域との交流」です。孤立した施設ではなく、地域の人々が施設を気軽に訪れてくださり、より広く世代間の交流をもつことにより、不足しがちな愛情やあたたかな人間関係を補い合える。そんな関係を保てたらみんなにとって幸せなことだと考えました。

 

　この４本のしっかりした柱に支えられた「まんまる笑顔のみんなのおうち」はいつでも安心して、保護者も親も子も地域の方々も帰ってこられる、遊びにこられる場所でありたいと思います。私たちは、だれもが笑顔で過ごせるインクルージョン施設「まんまる笑顔のみんなのおうち」を開設したいと思います。 

 

　　　　　　　　　　　　　　　２０１５年３月１９日

　

　　　　　　　　　　インクルージョン施設

　　　　　　　　　　　　まんまる笑顔のみんなのおうち

　　　　　　　　　　　

　　　合同会社 まんまる笑顔　代表社員氏名　水野谷房恵