自治会単位(主催)でのこども食堂開催を提案します!

fusaeブログ 2016年09月26日 テーマ:こども食堂より、抜粋

昨年10月にこども食堂を始めて、早1年になります。

 

今年1月に東京・池袋で行われた子ども食堂サミット

http://kodomoshokudou-network.com/summit/

 

宇都宮大学で春から行われている栃木県内で子ども食堂を拡げる勉強会

 

ひとり親や貧困にまつわる講習会やメイリングリストによる情報交換、

 

はたまた教員をしている友人からの貧困、障害含め、こどもたちの現状など、

 

学んだり、確認したりしてきました。

 

そして、10月から始めた日光・こども食堂について、あらためてニーズを考え直しました。

 

そして宇都宮大学でのみなさんからのアドバイスを元に、日光こども食堂はコイコイ食堂としてこの9月にリ・スタート照れ

 

 

日光・こども食堂について、壁にぶつかり考える。。。

 

自分のやりたいのはなんだ?

 

地域支援でしょ!

 

ご縁をいただいたこの地域に暮らす人々の豊かな心心からの笑顔をつくることがやりたくてここに来たんでしょう!!

 

だったらこの自治会内の人たちのニーズにもっと目を向けなくては!

 

そう思い、

 

自治会で行われている老人会に「参加させてもらえませんか?」と都合のつくかぎり参加させてもらいました。

 

組の親睦会、宴会、月1回の回覧板準備のお手伝い、

 

防災マップ作り(地域を知るために出掛けて、みなさんにどんなかたが住んでいるのか聞きました)、

 

住民のかたが主催されるイベント、

 

勉強会など、

 

100世帯ほどのこの地域にどんなかたがいらっしゃるのか知りたくて。

 

バイトの掛け持ちと、施設運営、東京との往復等々で、自治会催事のすべてに参加できないのですが、

 

できるだけ顔を出して自分の五感で感じるようにしています。

 

人はそれぞれ、感じる所が違います。

 

主観的でなく、間主観的で支援という立場で感じたい。

 

そんな中で、見えてきたこと。

 

①おひとりの高齢者が多いこと。

②ご自分から積極的に出てくる人が少ないこと。

③個人情報になるのでここに書けないさまざまな事情のある人。

④貧困らしい家庭は少ないらしいこと。この辺は民生委員さんともっとお話しなければ、と思っています。

⑤特定の人は盛り上がっているが、楽しむ一歩が出ないかたもいること。

 

などなど、少しずつ分かってきました。

 

たった15キロしか離れていない場所なのですが、以前にこども食堂をスタートさせた地域との”差”も感じました。

 

そっか!

こんなにちいさな地域単位で差が生まれるのか!!

 

すげっ!!

あたしったら、すごいこと気づいちゃった嬉

 

じゃ、ここ(霧降)に合った支援を考えればいいひらめき電球

 

今やってる活動の中で、、、まずは『こども食堂』!!

 

これを「自治会でできないか?」って、提案してみよっとニコニコ

 

そこで、8月の半ば過ぎ、自治会長さんへ企画書を提出しました。

 

プレゼンすることになったらすぐに準備できているように、とワードはお堅い版とくだけた版の2種類。

 

それとパワーポイントの両方で作成。(これは大好きなノッポさん流だよウインク

 

 

 

 

理念・コンセプトは、

 

『ひとりもさみしくないまちつくり

〜だれもがたいせつにされる居場所つくりを自治会の「食の場」からつくる〜』

 

です。

 

以前、日光こども食堂も取材を受けた経緯で、全国の子ども食堂を取材されてきた朝日新聞の大阪支社の記者さんに、

 

「自治会でこども食堂を開催している所があったら、教えてもらえませんか?」

 

と聞きましたらすぐ検索してくださり、

 

「ないですね〜先駆的になります」と回答。

 

これがどう出るか???

 

事前に社協の地域担当者にも見てもらいました。

 

「すごいいい案じゃないですか!!」

 

と言っていただき、

 

「これは動くかもしれないキラキラと思ったのも束の間。。。

 

自治会長さんからの回答は、、、

 

①「斬新な提案だけれど、前例がないからウチでは今の所できない」

(私の心の声)→前例がないとできない、というお考えなのですね。

        よかった!

        ではどこかで始めてくれれば可能性はゼロではない^^

 

②「子ども食堂について調べたら"貧困"のこどもたちのためにってことで、それだと、そういうことが他人に分かっちゃうとまずいんじゃないかってこと」

(私の心の声)→経済的”貧困”にばかり目が行くかも知れませんが、必要なのは心の貧困を無くすことです。

        ほか、企画書にはこの地域の活性化や一人にしないコミュニケーションの大切さについて

        事例を出しています、が・・・読み込まれてないんですよね、そこまでの興味関心を持って

        いただけない企画書だったか。

        残念。自分、まだまだだな〜

 

③「料金を自治会費から出せない」

(私の心の声)→これについても毎年の剰余金の少しを回せないかと…今すぐでなくてもいいんんです。

        絶対ではなく、案として書いてある文脈をご理解いただけなかった。

        またしても残念〜。

 

 

④「あなたの所でやる分にはなにも問題ない」

(私の心の声)→うんうん、やっていますの。でも、ひとりの力はちいさいです。

        だからみなさんと、ちいさなコミュニティつくりをご一緒したいのです。

        その方が早いから。楽しいから。いろんな形のこども食堂が実現するから!

 

 

自治会長さんは、大変申し訳無さそうになんども何度も「悪いね」「女一人でよく頑張るね、知らない所(土地)で」とおっしゃった。

 

けれど自治会長さんのことばは、私には想定内の回答でしたウインク

 

ここの自治会が「前例がないと」とおっしゃるなら、

 

この考えを全国にシェアしよう!!

 

というのが私流のやり方にひひ

 

どうでしょうか?みなさん。

 

全国で子ども食堂をやられてるかた、

これからやりたい! やろうかな? と考えておられるみなさん!

 

自治会主催の子ども食堂を開店しませんか?

 

年1回から、でもいいんですウインク

 

ニーズは地域ごとに違う!!

 

ニーズが変化したっていい!!

 

変化は生きていることそのもの!!

 

みぃ〜んな まんまる笑顔になぁ〜〜〜〜れっ!!!

 

 

日光の変人を目指す 水野谷房恵

 

 

 

 

 


まんまる笑顔のみんなのおうち

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